コロナ禍ではありますが、密を避け、感染に注意したうえで
キャンプや海・川といった、外での活動を考えている人も増えているのではないでしょうか?
今回は『夏は水辺で楽しみたい!!!』という思いがある方に向けて
海・川でケガや事故なく安全に楽しく過ごすために注意すべきポイントをまとめました!
この記事を見て頂ければ、今年の夏も、ケガ無く、楽しい時間を送ることができるでしょう(^_-)-☆
海や川での活動の参考にしていただけたらと思います
では、いこう(‘◇’)ゞ
海・川 共通する危険 と その対処法
川や海に行くと自然とテンションが上がり夢中になって遊んでしまいます
気が付くと小さいお子さんなどは
声の届かいところまで行っていたなんて経験があるのではないでしょうか?
日本では、毎年、必ず1000件を超える水難事故等が発生しており、その多くが
知識不足
油断
から発生していうことを始めに知っておいてい下さい
『浮かない』という危険
海にしても川にしてもある程度の浮力があり、自分は泳げるし簡単には溺れない
そう思っていませんか?
簡単に溺れるんです。
河川や海では、プールなどにはない水流の動き、流れがあります
プールなどでは溺れず、うまく泳げる人も
川や海では思うように体が動かせなくなります
水中でかかる圧力は、流れの速さに比例してどんどん強くなります
その強さは流れの速さに二乗するといいます
つまり、流れの速さが2倍になっとき、体にかかる圧力は4倍になるという事です
ただでさえ体の自由が利かない水中で、さらに動きづらくなれば
疲れた時やちょっとした不慮の事故が発生した場合、普段と同じように対応できないのは
皆さんも想像できると思います。
また、浮くから大丈夫と思われがちですが
人は水中で頭を上にして立った状態だと浮力は、たったの2%になってしまいます
手を上げたり、足の動きを止めてしまうと、たちまち体は沈み込んでしまいます
ライフジャケットを着用せず水面に浮上しようとするのはかなりの体力を使う行為で
ただでさえ遊び疲れた体にいつまでその力が残っているか・・・
この危険から身を守るには、『ライフジャケット』を身につけるという事が鍵になります
また、ライフジャケットを着ることはもちろんのこと
その正確な使用方法も十分に知っておいていただきたいです
ライフジャケット浮力には基準があります
Amazon や 楽天市場 などのネットショッピングで買う際にも
必ず説明書や商品タグを確認してから購入するようにしてください
そうでないと、実際着用して『浮かない』といった事態も起きるかもしれません
では、数値を実際に見てみましょう
子ども用 ライフジャケット
- 体重40㎏以上 → 浮力7.5㎏以上
- 体重15㎏以上40㎏未満 →浮力5㎏以上
- 体重15㎏未満 → 浮力4㎏以上
例えを上げるのであれば、小学3年生では
おおよそ浮力5㎏以上のライフジャケットの着用が望ましいということになります
大人用 ライフジャケット
7.5㎏の鉄片を水中に吊り下げて浮いているほどの浮力を持つライフジャケットが一般です
これはおおよそ 80㎏までを浮かせることができることを示しています
基本的にライフジャケットに記載されている浮力設定は体重の10%とされています
前述していますが、基本的に体重を基にどのライフジャケットを買ったらいいかは
商品タグや説明書に記載されていますので必ず確認してから購入するようにしてください
『寒さ』という危険
海でも川でも楽しくてつい体が寒いと思うまで遊んでしまうことも多いと思います
しかし、その状態が長く続くと
『低体温症』
を引き起こしてしまします
補足までに低体温症としては
身体の中心部分の温度が35.0℃以下になると低体温とされ
- 寒気、筋肉の震え
- 体の感覚のマヒ
- 意識や判断力の低下
- 循環機能の低下
- 身体硬直 瞳孔散大
- 心室細動
体温が低くなるにつれ上記などの症状があらわれます
初期症状としては、歯をカチカチ鳴らすことがあげられます
自分や周りの人が歯をカチカチしていたら直ぐに上がって
暖を取るように声をかけるようにしましょう
可能であるならば屋内に移動し、濡れた体を拭き
毛布やダウンなどで保温できるようにできればなおよいです
もし晴れた日で、周りに屋内施設がない場合は
岩場に抱き着いたり
陸地に寝そべることで暖を取ることもできます
今ある状態よりも体温を上昇させるよう
温かい場所に移動するようにしましょう
『情報不足』という危険
海でも川でも共通することではありますが
特に海でよくあるのが
「遊泳禁止区域での遊泳」です
ネットで調べれば遊泳開始日や遊泳可能エリアは必ず載っています
その確認もせずに海や川に入るのは、かなりのリスクを伴います
雨天時に海や川に入るのも、大きな事故につながります
また、数日先の天気を調べることも徹底しましょう
特に雨の日は危険です
小雨でも川は増水し、海は大きな波が立ちます
水面下では乱水流となり、最悪の場合
飲み込まれて上がってこれなくなります
天気の悪い日の入水は避けるようにしましょう
シーズンによっては台風接近などもあります
必ず計画を立てる際には天気の確認も行うようにしましょう
まとめ
今回の記事全体で言いたいことにもなりますが
『僕、私は大丈夫』
と思わないで常に危険と隣り合わせであるという認識を持って欲しいという事です
そしてリスクを把握し、しっかりと備えをしておくようにしてください
この記事を見て少しでも備えの参考になればと思うと同時に
この記事を書きながら僕自身もより注意を払て
今シーズンも川や海で活動しようと思っています
事故なく、今シーズンも海や川でのアクティビティーを楽しみましょう(^_-)-☆
では、こんなところで失礼します!
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